ラーメンの麺にうどんのつゆをかけて食べるという文化

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ラーメンの麺+うどんつゆ=かけ中

富山県には高岡市の「ちゃんぽん」のように、微妙な麺類が存在している。他にも射水市役所新湊庁舎食堂にうどんのつゆにラーメンの麺を入れた「かけ中」というものがあり、これは麺はラーメンなのに、つゆがうどんなのでさっぱりとしているのが特徴である。

かけ中を販売しているエスケーシーデリのホームページでは「お客様のお声かヒントをいただき開発した」とあるが、どこかで「二日酔いの人がリクエストした」と聞いたことがある。

そんな二日酔いのときに食べるのがいい感じな、すばらしいバランスの一品。だが、30年前からあり、柴田理恵認定ゆるゆる世界遺産でも認定されているのに、このかけ中を知っているという人は少ない。微妙に知る人ぞ知るB級グルメなのだ。

上越市では「かけ中か」

しかし、似たような食べ方をする地域は他にもある。

新潟県上越市では「かけ中か」として存在している。上越タウンジャーナルでは、

[su_quote cite="上越タウンジャーナル「<冬企画3>上越と富山にしかない『和風中華』!?」より" url="http://www.joetsutj.com/archives/51867787.html"]中にはこんなの中華じゃない、と怒る人もいる。和風スープなのであえて"中華"とはしなかった[/su_quote]

とのこと。文化放送のラジオ番組「純喫茶・谷村新司」でも紹介されたそうだ。同じ食べ方であるが、富山のかけ中とは関係ないようである。

鳥取では「素ラーメン」

鳥取にもラーメンの麺をうどんつゆで食べるものがあり、こちらでは「鳥取素ラーメン」と呼ばれている。「素ラーメン」だと何も入っていないラーメンと思われることがあるため、今は「鳥取素ラーメン」と呼んでいるっぽい。

デイリーポータルZの記事「ラーメンをうどんに入れるとおいしい」では、この素ラーメンがいくつか紹介されている。中には「冷やし素ラーメン」もあるという。

きなんせ鳥取素らーめんの会のサイトでは、この鳥取素ラーメンを下記のように定義している。

[su_quote cite="鳥取のご当地ラーメン「鳥取素らーめん」より" url="http://suramen.jimdo.com/%E9%B3%A5%E5%8F%96%E7%B4%A0%E3%82%89%E3%83%BC%E3%82%81%E3%82%93%E3%81%A8%E3%81%AF/"]「素ラーメン」の定義

  • スープはうどんダシ
  • 具はもやしとネギとかまぼこ
  • 天かすがトッピングできる
  • 好みでコショウを振る

[/su_quote]

呼び方は違えど、富山の「かけ中」や新潟の「かけ中か」と同じものであろう。一度、食べたことはあるが、自分で作りたくなったので、やってみることにした。今回は「鳥取素ラーメン」の定義を再現してみることに。

自分で作ってみる

ということで、ラーメンの麺とうどんつゆの一杯を作ってみた。

鳥取素ラーメンを自分で再現してみる

スープはうどんつゆ、麺はラーメンの中太麺、もやしとネギとかまぼこ、そして天かすという黄金の組み合わせ。かまぼこが富山特有の渦巻形なのは仕方がない。

食にこだわりがある方にも食べていただいたが、比較的いい反応をいただいた。スープが濃くなく、さっぱりとしていて重くない。スープは薄めだが、かまぼこの塩気が効いていてちょうどよく、シャキシャキのもやしともよい相性。天かすの脂っぽさがあって思ったより腹にたまる・・・非常にバランスのとれた一杯であると確信。

しいていえば、魚介系のダシを効かせればよいのではということで、今度は煮干ダシでスープを作ってみたいと思う。

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