70年代後半から「ジンギスカン」「めざせモスクワ」などディスコヒットを放ったジンギスカン

ジンギスカンはドイツのディスコグループで、ファーストシングルとしてリリースされた同タイトルの楽曲は自国ドイツをはじめ世界的な大ヒットとなりました。名前からわかるように、モンゴルの英雄チンギス・ハンをモチーフにしており、モスクワなど他の楽曲も世界中の様々な地域やそれを連想させるものが多いです(「サムライ」という曲もあります)。

このジンギスカンは「Daddy Cool」や「Sunny」などのヒットで知られるディスコバンド「ボニーM」の大ヒット曲「怪僧ラスプーチン」に多大な影響を受けており、この曲でヨーロッパのアーティスト登竜門「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」に出場。

惜しくも4位という結果であったが大きな反響があり、リリースされたシングルはドイツで4週トップに輝き、ヨーロッパ各地で大ヒットしました。日本でもディスコ中心に大きな反響があり、ポップフィールドでも数多くのカバーが制作されました。

特に、つんく♂がプロデュースするアイドルグループ「Berryz工房」のカバーは様々な方面で話題となり、この楽曲を含め「ジンギスカン」とカバー楽曲のみで構成された狂気の企画CD「ジンギスカンだらけ」もマニアに注目されました。

1980年のモスクワオリンピックをテーマにしたセカンドシングル「めざせモスクワ」も世界的なヒットとなりました。こちらも様々なカバーが制作されたり、CMや応援歌に使われるなど、ポップシーンでも欠かすことのできない1曲です。

まだ動画配信が普及していなかった00年代前半にはFlashによるWEBアニメーションが流行していました。いわゆるFlash黄金時代と呼ばれる頃ですが、ひとつの流行パターンに「空耳」があります。オゾンの「Dragostea Din Tei(恋のマイアヒ)」など空耳ソングの人気は高く、同じく「もすかう」という名前で「めざせモスクワ」も多数のFlash動画を生み出しました。

個人的には「ハッチ大作戦」が記憶に残っています。たしか、ひらけ!ポンキッキでもよく使われていたので、なんかジンギスカンといえばハッチ大作戦というイメージがあります。ディスコイベントにアーリーアワーから行くとよく「ハッチ大作戦」がかかっていたりして、思い出深い1曲です。

 
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