ディスコ界の巨匠:ジョルジオ・モロダーがプロデュースしたアイリーン・キャラのヒット曲「フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング」

女優兼アーティストであったアイリーン・キャラの名前は知らなくても、映画「フラッシュダンス」およびその主題歌である「フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング」は知っているという人は多いでしょう。

映画「フラッシュダンス」は83年にアメリカで公開されたのを皮切りに、世界中でヒットしました。ジェニファー・ビールスが主演でしたが、プロのダンサーになるためのオーディションのシーンで審査員達の前でダンスを披露していたのはジェニファーではなかったという替え玉の件もいろいろ議論があったのを記憶してます。

主題歌である「フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング」は、同映画のサウンドトラックからのカットで全米1位を記録する大ヒットとなりました。84年にはアカデミー歌曲賞とゴールデングローブ賞、主題歌賞を受賞しています。サウンドトラックからは第二弾のシングルカットとしてマイケル・センベロの「Maniac」もヒットしました。

サウンドトラックは首位独走状態が続き、日本においても10週連続1位を記録。しかし、アイリーン・キャラはレーベルとの契約で大ヒットにも関わらず、ほとんどギャラをもらえなかったということでした(ここまでヒットするとは思ってなかったため、印税ではなく買い切りにしてたらしい)。納得がいかず、裁判もあってその間ほとんどアーティストとしての活動はなく、ワンヒット・ワンダーというよりは一発屋的なイメージがあるかもしれません。

しかし、楽曲はディスコの父の異名をとるジョルジオ・モロダーがプロデュースし、チャートのみならずディスコでも頻繁にプレイされました。やはり、モロダーさんの音は体が自然と動いてしまいますね。95年に再録されており、コンピレーションには版権上の都合からこちらが収録されている場合が多いです。

日本では83年に畑中葉子が「愛はMUSIC」というタイトルでカバーしています。こちらは映画の公式カバーだそうです。同年には麻倉未稀のカバーもリリースされ、こちらはTBS系テレビドラマ「スチュワーデス物語」の主題歌としておなじみ。2008年には安室奈美恵が「フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング」をサンプリングした「WHAT A FEELING」をリリースしています。海外ではセリーヌ・ディオンなどがカバーしています。

アナログ版のサントラ持っているんですが、久しぶりにオリジナル音源を聞きたくなりました。やはり当時の音はいいですね・・・。

 
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