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SNS全盛の現代社会、デジタルネイティブのみならず、全世代に渡って文章力の低下が懸念されています。本屋を覗いても「文章力」「語彙力」といったワードが目に付きますよね。ぼくがブログやストーリーを書く上で役に立った本をご紹介します。
Karasune Kou Web Stories
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日本語の作文技術 /本多勝一
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もはや定番の、まさに「日本語の教科書」ともいうべき名著。悪文も交え日本語の構造を解説し、徹底して「わかりやすい文章」の書き方を秘訣が記されている。
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日本語の作文技術 /本多勝一
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「おもしろいと読者が思うのは、描かれている内容自体がおもしろいときであって、書く人がいかにおもしろく思っているかを知っておもしろがるのではない(P213)」いまだ、肝に銘じている一文である。
Source: 日本語の作文技術(P213)
人物表現辞典 /中村明=編
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物書きに必須の「感情表現時点」の編者の続編で、膨大な数の小説から人物描写の表現を分類して辞書化。人の表現を、文豪はどのように描写したのか……適切な表現を書くための参考書。
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人物表現辞典 /中村明=編
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小説を書くと地の文で「~が言った」となりやすいが、それが続くと単調な印象を与える。口調だけでも様々な分類があり、文例を参考に最適な言葉を考えるための辞典だ。
Source: 人物表現辞典(P495)
日本語表記大辞典 /天沼寧・高木教典=監修
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日本語について意味や用例のほか、類義語、反対語、その言葉が差別用語かどうかなど、これだけで十分なくらい情報量が多い。パソコンの近くに用意しておきたい一冊。
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日本語表記大辞典 /天沼寧・高木教典=監修
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辞書のほか、6,000以上の漢字表・難読語一覧・敬語の使い方などの資料と、2,400ページ以上に渡るこの辞典。この厚さは、まさに鈍器レベル。これ一冊あれば、辞書に困ることはない。
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文章力をつける /中村明
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「感情表現辞典」「人物表現辞典」の編者による、文章の教科書的な一冊。言葉を書く・選ぶ・表記・構成、そして仕上げと、基本的な文章技術の向上に役立つ。
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文章力をつける /中村明
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「記号を濫用すると、字面に落ち着きがなくなり気品に欠ける、といわれる(P22)」小説を書くと、とかく三点リーダー(…)やダッシュ(―)を多様しがちだが、気品ある文表を目指したい。
Source: 文章力をつける(P22)
取材・執筆・推敲 書人くの教科書/古賀史康
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2021に出版され、大きな話題となった一冊。ライターに必要な「取材・執筆・推敲」の三部からなる、まさにライター・ブロガー・クリエイターの教科書。
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取材・執筆・推敲 書人くの教科書/古賀史康
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「ライターは、ただ文章を書いているのではない。書くことを通じて、コンテンツをつくっている(P8)」文章を書くだけでなく、コンテンツとして成立させるには……価値のあるコンテンツを作るために必須の一冊。
Source: 取材・執筆・推敲 書く人の教科書(P8)
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ウェブストーリーを見てくれてありがとうございます。ぼくが文章を書く上で参考にしている重要な本を5冊ご紹介しました。SNSだと、どうしても短文で、画像や絵文字などの使用もあり、文章での表現が弱くなりがち。しっかり本を読んで文章力を身に着けたいですね。
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