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猫が肥えれば鰹節が痩せる
猫が太ったら、鰹節が食べられて細く痩せてしまう。一方に利があれば、他方に損があることのたとえ。
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猫と犬の夫婦でにやわん
猫と犬は仲が悪いことから、似合わない間柄のことをいう。似合わん(にや・わん)はそれぞれの鳴き声にかけている。
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猫と庄屋に取らぬは無い
猫は鼠を取り、庄屋(江戸時代、代官に直属した村の長)は賄賂を受け取る。鼠を取らない猫がいないように、賄賂を受け取らない庄屋はいないということを皮肉っている。
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猫に出会った鼠
猫に出会った鼠のように、萎縮して何もできないでいる様子。また、危難を逃れることができないでいるさま。
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猫に小判
小判のように価値のあるものを与えても、何の反応もないさま。どんな貴重なものでも、その価値のわからぬ者に与えては、何の役にも立たないことのたとえ。猫に石仏ともいう。
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猫に紙袋
猫に紙袋をかぶせると、後ろに下がることから、後退りをすることのたとえ。
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猫に九生あり
猫は九の命があって何度でも生まれ変わってくる。執念深く、なかなか死なないことをいう。
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猫にもなれば虎にもなる
猫のようにおとなしくも、虎のように狂暴にもなる。時と場合によって、やさしくもなれば猛々しくもなることのたとえ。
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猫の魚辞退
猫が大好物の魚を辞退するように、長続きしないこと。内心は望んでいても、うわべだけ断ることのたとえ。
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猫の寒恋い
冬を嫌う猫でも、真夏には冬の寒さを恋しがること。寒がりでも、夏の暑い盛りには寒さを恋しがること。
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猫の手も借りたい
非常に忙しく、いくらでも人手がほしいさまをいう。
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猫の鼠を捕ったよう
猫が鼠を捉えてきたときのように、得意げなさま。
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猫の鼻先のものを鼠が狙う
猫の鼻先にあるエサを狙う鼠のように、危険を恐れない大胆不敵なさま。また、とうてい不可能なことをたとえていう。
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猫の前の鼠の昼寝
猫の近くにいる鼠が、それとは知らずに昼寝をしていることから、危険が迫っているのに気づかないこと。油断していることのたとえ。
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猫は三年の恩を三日で忘れる
猫は恩をすぐに忘れてしまう。逆に「犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ」という。
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猫も杓子も
なにもかもが。だれもかもが。
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猫は虎の心を知らず
小人物には大物の考えることが理解できないことのたとえ。
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猫を追うより魚をのけよ
猫に魚を取られないように追い払うより、魚を隠すほうがよい。根本的な問題を正せよというたとえ。