Author : 烏袮コウ Published : 2022/02/03

キャプテン・ジャックがカバーした名曲10選

ドイツのユーロダンス・アーティストとして世界的に人気のキャプテン・ジャック。日本では「ダンスマニア」シリーズでおなじみですね。キャプテン・ジャックはユーロダンス・アーティストらしく、カバー曲も多いんですよ。そんな彼らのカバーした名曲をご紹介します!

キャプテン・ジャックとは

1995年にドイツで結成されたユーロダンス・デュオ。リーダー("キャプテン" と呼ばれる)のフランキー・ジーとボーカルのライザ・ダ・コスタが当初のメンバーであった。2005年にフランキーが脳出血のため他界、プロジェクトも中断となる。2008年、キャプテンにブルース・レイシーを迎えて再始動。現在も活動中。2021年に元ミスター・プレジデントのラッパーであるレイ・ジーをゲストに迎え、新曲「Summersun」をリリースしている。

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ユーロダンスとは

ユーロダンスとは1990年代にヨーロッパで主流だった様々なジャンルの要素を内包するシンセサイザーを多用したミクスチャー・ダンスミュージック。ダンスミュージックでありながらポップ性も強く、チャート上位へ食い込むアーティストも多い。現在は楽曲のリリースこそ少ないものの  "Back to 90's" ムーヴメントが一部で発生しており、再びユーロダンスが見直されてきている。

Source:Captain Jack Official Website

キャプテン・ジャックのカバーした名曲

ユーロダンスは非常にカバーソングの多いジャンルでもある。当然、キャプテン・ジャックも数々の名曲のカバー・バージョンを歌っており、チャートに食い込むヒットもいくつか出ている。そんなキャプテン・ジャックがカバーした名曲をご紹介。

Source:Captain Jack Official Website

Take On Me

オリジナルは言うまでもなくシンセポップ・バンド「a-ha」の代表的な名曲。キャプテン・ジャックのファースト・アルバム「The Mission」でカバーしている。ハッピー・ハードコアに近いハイスピードなユーロダンス。

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Another One Bites the Dust

オリジナルは1980年にクイーンがリリースしたシングルで、U.S.ビルボードHOT100で1位を獲得した大ヒットナンバー。ユーロダンス・アーティストによるクイーンのカバーCD「Queen Dance Traxx」に収録。キャプテンジャックの5枚目のシングルとしてリリースされ、フィンランドなどでチャートインしている。

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Holiday

1983年にマドンナがリリースし、U.S.ダンスチャートで1位を記録したダンサブルなナンバー。数々のアーティストによってカバーされ、またサンプリングとして使われている曲も多い。キャプテン・ジャックのセカンド・アルバムからの2枚目のシングルカット。

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Yellow Submarine

ビートルズが1966年に発表した名曲のカバー。キャプテン・ジャックの4枚目のアルバム「Top Secret」に収録されているが、ドイツ版のみ。諸事情で日本版には収録されていない。

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Iko Iko

原曲は1953年に発表された「Jock-A-Mo/James "Sugar Boy" Crawford, Jr.」で1965年に「ディキシー・カップス」が「Iko Iko」としてカバーしたバージョンが有名。キャプテン・ジャックのバージョンもこちらのカバー。

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Hiho

「Operation Dance」に収録の「Together And Forever」がアノ曲のアレンジということで大きな話題となったが、こちらもそっち系の曲。まんまアレですな。

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In The Navy '99

ご存知、ピンク・レディーもカバーしたヴィレッジ・ピープルの「In The Navy」のカバー。サード・アルバム「The Captain's Revenge」収録曲であるが、クラブやダンスマニアではリミックス「In The Navy '99(Xxl Disaster Mix)」が人気だった。

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Go West

続いてもヴィレッジ・ピープルのカバーで、ペット・ショップ・ボーイズのカバーが有名でもある「Go West」。アルバム「Party Warriors」に収録。ユーロダンスと「Go West」は深い関係のある繋がりである。

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Blame It On The Boogie

1978年にジャクソンズが発表したファンク・ミュージック「Blame It On The Boogie」のカバーで、企画モノのサマーアルバム「Cafe Cubar - The Greatest Sunshine Hits」に収録。1998年にイタリアのユーロダンス・アーティスト「Clock」によってもカバーされており、ユーロダンスでも定番の曲。

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Dancing Pompokolin

なんか変な曲名だな・・・と違和感のある方が多いだろうが、実はまさかの「B.B.クィーンズ」の「おどるポンポコリン」のカバー。日本の企画アルバム「ダンスマニア・プレゼンツ J★パラダイス」のために製作された。

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ということで、キャプテン・ジャックがカバーした名曲を10曲ご紹介しました。日本盤には収録されていない曲もありますが、ご了承ください! まだまだ活躍しているキャプテン・ジャックは、今後の動きにも要注意です!

Source:Captain Jack Official Website

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