ロードス島戦記が25周年ということで、豪華単行本や文庫版の新装版、OVAのデジタルリマスターBD、さらにはMMORPGのロードス島戦記オンラインが発表されるなど、非常にアツイ。この機会にTRPG・・・ではなく、カードゲーム(もちろんアナログ)のロードス島戦記を紹介しておきたい。
ロードス島戦記のカードゲーム「戦乱の覇王」
これがロードス島戦記のカードゲーム「戦乱の覇王」のパッケージ。
パッケージの裏側。
ゲームの流れは4~6人のプレイヤーがそれぞれ国王となり、宝物をGETしたり使命を果たしたりして名誉点を増やし、ロードス島を統一する。いかに相手を妨害しながら(対戦で命を狙ったり、お宝を盗んだり)名誉点を稼いでいくかがポイント。
また、祭器である「支配の王錫」「知識の額冠」「真実の鏡」「魂の水晶球」「生命の杖」を揃えても勝利。ただし、当然魔竜が守っているので入手は難しい。
地道に使命をこなすか、弱いガーディアンを倒して少しずつ戦力を蓄えていくか、盗賊を使って他のプレイヤーからお宝を頂戴するか・・・戦術は無数に存在する。
カードの内容
国王シート
国王は光陣営が「ファーン王」「カシュー王」「レドリック」、闇陣営が「ベルド」「ヴェーナー」「ラスター公爵」。それぞれ、特殊な能力がある(カシューは一騎打ちで絶対勝つとか)。
カーラカード
もちろん、カーラ様も登場。乗っ取られることも当然できる。
宝物カード
宝物カード。祭器から普通のアイテムまでいろいろ。強力なアイテムほど強いガーディアンに守られているので、手に入れるのは難しくなる。
使命カード
使命カード。「~を倒せ」「~を手に入れろ」と簡単なものから「パーン、ディードリット、スレイン、エト、ギム、ウッドチャックを揃える」「カーラを倒す」など高レベルなものまで。
キャラクターカード
キャラクターカード。パーンやディード、アシュラムといったおなじみの面々からゴブリンやオーガといったモンスター、傭兵や騎士団などのMOBまで様々。中立はどの陣営でも使える。
またプレイしたい
プレイヤー人数が4~6人であるため、今となっては気軽に遊ぶことが難しいゲームとなってしまった。2人で真剣勝負もいいが、みんなでワイワイやるのも楽しいものだ。いつか機会があったらまたプレイしたい。
【豪華版】ロードス島戦記 灰色の魔女 / 著:水野良、原案:安田均