体が冷えると様々な症状が出てくるようになります。頭痛や肩こり、腰の痛み、生理痛など・・・冷えから発祥する症状は意外と多いもの。
体温が低下すると全身の血行が悪くなり、酸素や栄養分が全身に行き渡らなくなります。また、白血球の活動も鈍り、体内に侵入した細菌や異物を無害化する力が弱まるので、体の免疫力が低下。病気になりやすくなります。
体質だからと放って多くと、様々な症状が出てくるでしょう。体が冷えて血行不良になると、全身を行き渡る水分が滞り、むくみの原因にもなります。また、老廃物の排泄が遅くなり、肌荒れやニキビ、くすみになりやすくなります。健康面だけでなく、美容面でも冷え性は大敵。
冷え性は寒い季節に多いと思いがちですが、近年では夏にも冷え性を感じる人が増えています。夏は薄着になることが多いですし、熱中症対策のために水分補給の回数も増加。エアコンの普及もあって、体が冷えやすい時期でもあるからです。
そこで、冷え性のもとになる5つの原因をチェックしてみたいと思います。
夏でも冷え性のもとになる5つの原因
1:冷房に注意!
暑い夏場はどうしても薄着になりがち。でも、職場や電車、デパートに入った時などエアコンが効きすぎていて「寒い!」と感じることがあるかもしれません。
男性と女性では筋肉量や基礎代謝に違いがあるため、全身の熱量も違います。女性が適温だと思っても、男性にしてみれば「暑い!」と感じることが多いのです。そのため、男性が多い環境だとエアコンの設定温度も低くなりがち。夏でも「寒い!」と感じる原因ですね。
冷房で体を冷やさないために、夏場でも上着やひざ掛けを用意しておき、必要に応じて使うようにしましょう。日焼け止めやファッションとしても使えるので、夏ストールもオススメ。肌の露出を抑えることで、体が冷えにくくなります。
また、就寝時に暑いからといって冷房を付けたまま寝るのも冷え性の原因になります。水枕を使ったり、タイマー機能を利用して体を冷やし過ぎないようにしましょう。
2:運動不足!
筋肉の量が多いと体で作られる熱量が増えます。運動不足で筋肉の活動が鈍ると、体で生産される熱量が少なくなり、冷えやすい体になります。また、運動不足によって血流が悪くなるので、冷えだけでなく、美容にとっても好ましくありません。
マイカーや交通機関の発達で、運動する機会が減ってきています。意識して体を動かさないと、すぐ運動不足になってしまいます。
おすすめは朝のウォーキング。涼しい時間帯にウォーキングを行うことで、効率的に運動することができます。暑い中で運動しても大変ですし、熱中症になるリスクもあります。
普段の生活でも、1駅分歩く、エレベーターやエスカレーターを使わず階段を使うなど、ちょっとした意識で運動不足を解消できます。
3:シャワーで済ませない!
暑い夏場は湯船に浸からず、シャワーで済ませる人も多いでしょう。しかし、ゆっくりと湯船に浸かると、全身の血行が促進されて、冷えが改善されます。血行が良くなることで細胞や臓器の代謝もよくなり、老廃物が体から排泄されやすくなるので美容にもいいのです。
夏場は水分を多く摂りがちですが、これも体を冷やす原因。お風呂に入ることで汗をかき、排尿が促されて全身の水分バランスが整えられます。
最近では「入浴は何もすることがないから嫌だ」という人が増えてるそうです。ゆっくりと湯船に浸かることが、無駄な時間だと考えているわけですね。
そういう方は音楽を聴きながらお風呂に入るのがオススメ。防水仕様のBluetoothスピーカーもいろいろ出ていますので、クラシックなどリラックスできる音楽を聴きながら入浴してみてください。
4:食事に気を使う!
暑いと食欲も少なくなりますが、特に朝ごはんを抜くと体温が上がりにくくなります。夏バテの原因ともなりますね。
「インド=カレー」というイメージがあるように、暑い地域では歴史的に辛いものを摂取してきました。香辛料は食欲を増進させますし、血液の循環を良くすることが知られています。血液の循環がよくなると、体温も上がり、冷えにくくなります。
香辛料の中でもショウガは冷え性対策にピッタリ。料理だけではなく、紅茶に入れたりして気軽に摂取することができます。発酵したお茶は体を温めてくれるので、紅茶とショウガは相性ピッタリな組み合わせです。
タンパク質も大事ですね。タンパク質が多い食べ物には、鉄分も多く含まれるものが多いそうです。鉄分不足も冷え性の原因になりますので、豆腐や鶏肉(ささみがベスト)など、食べやすいものを意識して取るようにしましょう。
5:ダイエットを避ける!
夏場は薄着になる機会が多いので、女性ならやっぱり意識しますよね? でも、カロリーを摂取しなければ、熱量は生まれません。ただでさえ体が冷えやすい状況なのに、無理なダイエットをするとさらに冷え性が悪化することがあります。
間違ったダイエットは基礎代謝も減らし、痩せにくい体になります。低体温だと自然に消費されるカロリーも減りますし、悪循環となります。

腸内にはたくさんの腸内菌が存在します。ビフィズス菌などの「善玉菌」。大腸菌などの「悪玉菌」。中立的な「日和見菌」があり、これら腸内菌の総称を「腸内フローラ」と呼びます。
炭を飲むの!?
使用している赤松炭は油の吸着性に優れていることで知られています。味もほぼ無味・無臭なので、好みの飲み物や料理に入れて使うとまったく気になりません。だから長く続きます!