ダイエットを始めて、食事やうまく体のコントロールができるようになると、結構スムーズに体重が減っていくことがあります。「これは痩せれるんじゃないか」という手応えがあるのですが、しばらくすると全然体重が落ちなくなってくる時期があります。
食事も生活のリズムも変わらないのに、全然痩せなくなってくる・・・そのような時期を「ダイエットの停滞期」といいます。ここで諦めてしまう人も多いのですが、この時期を乗り越えることができるかどうかで、ダイエットが成功するかどうかが決まります。
ダイエットの停滞期が来る理由
体の防衛反応
停滞期が来る理由として、ひとつめに体の防衛反応がはたらくということです。人間の体はよくできていて、例えば傷ができて血が出ると、それを塞ぐために血が固まってかさぶたになります。
同じように、ダイエットで極端に栄養不足になると、体が飢餓状態だと認識します。そのため、摂取される少ない栄養を体に溜め込もうとするのです。結果、体脂肪が増加してしまい、リバウンドなどの原因ともなります。
もしも、何も食べるものがなくなってしまい、栄養が補給されなくなることがあるといけませんので、今後のために栄養を蓄えておこうというメカニズムが体にあるのです。
このため、停滞期中は体脂肪がつきやすい時期となるので、要注意です。
基礎代謝の減少
もうひとつは、体が省エネモードに切り替わり、基礎代謝が減ってしまうからです。
必要なエネルギーに満たないと、体は少ない栄養で体をやりくりしなくてはいけません。そのため、エネルギーが少なくても活動できるように、基礎代謝を減らしてしますのです。
基礎代謝は何もしなくてもエネルギーを消費するため、筋肉をつけるなど代謝を上げると痩せやすい体になります。しかし、エネルギー不足で代謝が減ると、なかなか痩せなくなります。これがダイエットで停滞する理由です。
停滞期を乗り越えるには
停滞期の長さは人によって異なりますが、1~2週間、長い人では1ヶ月以上続きます。1回だけではなく、何度も同じ状況が来る場合もあります。
しかし、停滞期が来るということは、ダイエットがスムーズにいっている証拠。停滞期を乗り越えると、しっかり体重は落ちていきますので、ここで諦めてはいけません。
急なダイエットはしない
今までの生活をやめ、極端にエネルギーをカットしてしまうと、体の防衛反応が働きやすくなります。このため、いきなり大きく食事制限をするより、1~2週間の準備期間をおいて少しずつカロリーを減らしていったほうがいいでしょう。
少ないエネルギーでも活動できるような体に、ちょっとずつ慣らしていくと停滞期で失敗しにくくなります。
筋肉をつけて基礎代謝を下げない
ダイエットにおいて、楽して痩せることはできません。食事制限だけでは、リバウンドしやすい体になってしまいます。
ある程度の運動を続け、筋肉量を維持すると基礎代謝が落ちず、停滞期も短期間で克服できるでしょう。また、リバウンドしにくい体にもなります。
腸内にはたくさんの腸内菌が存在します。ビフィズス菌などの「善玉菌」。大腸菌などの「悪玉菌」。中立的な「日和見菌」があり、これら腸内菌の総称を「腸内フローラ」と呼びます。
炭を飲むの!?
使用している赤松炭は油の吸着性に優れていることで知られています。味もほぼ無味・無臭なので、好みの飲み物や料理に入れて使うとまったく気になりません。だから長く続きます!