「朝起きて目覚めの一杯」「眠気覚まし」「気分転換、リラックスに」など、とりあえずコーヒを飲むという習慣のある人は多いかと思います。わたしも、よく朝食のあとにちょっとミルク多めのコーヒーを飲みます(ダイエット中なので砂糖は入れません)。
最近ではコンビニでも本格的なコーヒーが低価格で楽しめるようになってきたので、コーヒーが好きな方にはいい時代となったものです。
しかし、「コーヒーは健康に悪い」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか? カフェイン多量摂取による健康への悪影響など、ちょっとネガティブに捉えられている人が周りにもチラホラといます。
最新の研究では、「コーヒーはむしろ健康によい」という研究データが多く発表されています。
コーヒーで死亡率が低くなる!?
アメリカのハーバード大学で行われたコーヒー摂取の調査では、
最初の調査時に1日あたり1~5杯のコーヒーを飲んでいた人は、高血圧などの健康障害を考慮しても、調査期間中に死亡する危険性が低かった。特に、心疾患、脳卒中、神経疾患、自殺による死亡率が低かった。
ということです。
アネリカの医師・看護師・医療従事者20万人以上を対象に約30年以上繰り返し行った調査ということで、かなり大規模かつ信憑性の高いデータではないでしょうか。
この中で、コーヒーに含まれるポリフェノールが注目されています。
コーヒーのポリフェノール
ポリフェノールとは、植物に含まれる活性酸素から自分を守るために作り出す物質で、抗酸化物質の代表です。動脈硬化や脳梗塞を防ぐ健康によい物質であるというのは、みなさんよくご存知かと思います。
このポリフェノールは赤ワインなどに多く含まれているので、そちらに注目している方が多いでしょう。しかし、コーヒーにもすばらしいポリフェノールが含まれているのです。
主にコーヒーに含まれているポリフェノールは「コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸類)」で、他のポリフェノールよりも吸収性が高いことがわかりました。
これまで、ポリフェノールは体にあまり吸収されないと考えられてきましたが、分析方法の進歩もあり、最近の研究では一部のポリフェノールは吸収されることがわかってきました。コーヒーに含まれるコーヒーポリフェノールは吸収性が高いことが示されています。
コーヒーはポリフェノールを効率よく摂ることができる飲み物だったのです。このため、コーヒーをよく飲んでいる人の死亡率が低下したことが考えられます。やはり、コーヒーは健康によいものだったのですね。
ポリフェノールと美容
さて、ポリフェノールということで健康だけではなく、美容の方にも注目が集まります。
紫外線はシミやしわの原因になるだけではなく、炎症を起こしたりと肌に大きなダメージを与える天敵です。コーヒーをのポリフェノールを摂取することで、紫外線によるシミの生成が抑えられるという研究があります。
特にカフェ酸においてUV-B照射後の皮膚の炎症を抑制する作用と色素沈着抑制作用が認められるという結果となった。
シミやソバカスが気になる方は、コーヒーを習慣にしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
コーヒーは健康や美容にいいということがわかりましたが、それでも飲み過ぎには注意。
コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用や利尿作用があります。特に短時間で多量に摂取するのは禁物。カフェインの覚醒作用は8時間以上続くといわれていますので、夕方以降にコーヒーを飲むのは控えたほうが良いようです。
1日に3~5杯くらいの飲用を目安にするといいでしょう。
腸内にはたくさんの腸内菌が存在します。ビフィズス菌などの「善玉菌」。大腸菌などの「悪玉菌」。中立的な「日和見菌」があり、これら腸内菌の総称を「腸内フローラ」と呼びます。
炭を飲むの!?
使用している赤松炭は油の吸着性に優れていることで知られています。味もほぼ無味・無臭なので、好みの飲み物や料理に入れて使うとまったく気になりません。だから長く続きます!