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ディスコ世代にもおすすめ!ストック&エイトキンプロデュースのPOPSカバーCD集「DANCE COVER SENSATION」

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80年代のハイエナジー・ユーロビートブームの中心的存在といえば、PWLに在籍したマイク・ストック、マット・エイトキン、ピート・ウォーターマンの3人からなるプロデューサーチームでしょう。彼らがプロデュースしたカイリー・ミノーグ、リック・アストリー、デッド・オア・アライヴ、バナナラマなど、ヒットアーティストは数知れません。

特にカイリー・ミノーグの「ロコモーション」やバナナラマの「ヴィーナス」、デッド・オア・アライヴの「ザッツ・ザ・ウェイ」など、かつての名曲をカバーしたものがヒットすることも多く、レーベルの特徴といってもいいでしょう。

90年代に入り、ストックとエイトキンはLOVE THIS RECORDSを設立。その方程式は継承され、ニュートンの「スカイ・ハイ」やニッキー・フレンチの「愛のかげり」、ジョン・オーティスの「変わらぬ想い」など、カバーもののユーロダンス・ヒットをチャートに送り込みました。

特にニッキーの「愛のかげり」はU.K.のみならずアメリカでもヒット、日本でもラジオ中心に火が付きました。ジョン・オーティスの「変わらぬ想い」は名古屋のラジオ局「ZIP-FM」で紹介されてチャート首位を獲得。大きな反響を呼び、再びダンスフロア及びポップフィールドにストック&エイトキンの名前を知らしめます。

タジャーナの「サンタ・マリア」、DJスコットの「DO YOU WANNA PARTY」などオリジナル曲のヒットも飛ばしましたが、やはりカバーものの人気が強かったです。そんなストック&エイトキンプロデュースのダンスカバー集が「DANCE COVER SENSATION」です。

無条件で楽しい曲が聴きたい、そんなときやドライブのBGMにもピッタリ。かつてPWLのサウンドが好きだった、というディスコ世代にもおすすめなCDです。

ストック&エイトキンプロデュース「DANCE COVER SENSATION」

1:TOTAL ECLIPSE OF THE HEART/NICKI FRENCE

日本においてボニー・タイラーといえば麻倉未稀がカバーした「HOLDING OUT FOR A HERO(ヒーロー)」が有名ですが、「TOTAL ECLIPSE OF THE HEART(愛のかげり)」も83年に4週連続で全米チャート1位になったヒット曲です。ニッキー・フレンチのカバーもU.K.で1位を獲得。アメリカでも大ヒットしました。

ニッキーは他にもカーペンターズのカバーで有名な「FOR ALL WE KNOW(ふたりの誓い)」、ベリンダ・カーライル「HEAVEN IS A PLACE ON EARTH」のカバーなどを歌っています。

2:NOTHING'S GONNA CHANGE MY LOVE FOR YOU/JON OTIS

ジョージ・ベンソンのアルバム収録曲をグレン・メロディスがカバーし、一躍有名になったポピュラーソング。日本では鈴木雅之などがカバーしています。

ジョン・オーティスもかつてPWLから「Johnnie O」として「I'm Not Gonna Stand For This」をリリースしていますが、話題にはならず。しかし、「変わらぬ想い」のカバーが名古屋のラジオ局「ZIP-FM」で大反響を呼び、大きな話題となりました。

3:TAKE ON ME/CHERYLE CURTIS

タイトルを見るだけで説明不要ですね。ノルウェーの3人組バンドであるa-haが1985年に発表したシングルで、同バンドの代表曲となっています。

4:LET'S DANCE/E-MALE

「レッツ・ダンス」はデビッド・ボウイが83年にリリースしたアルバム収録曲で、U.K.やU.S.また他の地域でも1位を獲得するなど大きなヒットとなりました。

5:A LOVER'S CONCERTO/MONROE

65年に黒人女性グループ「ザ・トイズ」が歌い全米最高2位を記録しています。日本ではサラ・ヴォーンのカバーが有名でしょうか。

6:SKY HIGH/NEWTON

ジグソーの大ヒット曲で映画で使用されている他、プロレスラーであるミル・マスカラスの入場テーマソングとしても有名。

NEWTONは他にも「SOMETIMES WHEN WE TOUCH」「WE ARE ALL ALONE」などポピュラーミュージックのダンスカバーをリリース。ジグソー版スカイハイのPWLユーロビート版を制作したPETE HAMMONDがREMIXを担当していることも興味深いです。

7:TELL HIM/NICKI FRENCE

オリジナルは63年にジャマイカ出身の混成グループ「エキサイダーズ」で、様々なアーティストによってカバーされています。

BPMが185と早く、今までのニッキーフレンチのイメージで聴くとビックリします。

8:YELLOW RIVER/ASIMOV

70年にU.K.で1位を獲得したイギリス出身のバンド「クリスティ」のヒット曲。

9:SWEET DREAMS/DJ SCOTT feat.LONA B

アニー・レノックスとデイヴ・スチュワートのコンビ「ユーリズミックス」が83年にリリースした曲で、全米ではチャート1位を記録。

DJ SCOTT feat.LONA Bは他にも「DO YOU WANNA PARTY?」もディスコ・クラブでヒットさせています。

10:WHEN WILL I SEE YOU AGAIN?/SALLY RAY

「天使のささやき」は74年、「ソウル・トレインのテーマ」で有名なスリー・ディグリーズが第3回東京音楽祭のエントリーナンバーとして歌ったものが、逆輸入の形でイギリスでリリースされチャート1位を記録。アメリカおよび、日本でもヒットしました。

彼女らがかたことの日本語で歌う日本企画盤「にがい涙」も話題になりました。

11:SINCE YESTERDAY/LES DEUX

「ふたりのイエスタデイ」は84年にU.K.でヒットしたニューウェーブ・ポップ・デュオ、ストロベリー・スウィッチブレイドの曲。ファッション面でも注目を集め、ゴシック・ロリータの元祖とも言われています。

12:DO YOU REALLY WANT TO HURT ME?/NEWTON

「君は完璧さ(『冷たくしないで』とも)」は、ゲイファッションとソウルフルな歌声で注目されたボーイ・ジョージを中心としたグループ「カルチャー・クラブ」が84年にヒットさせたナンバー。

同バンドの代表曲「カーマは気まぐれ」は、全世界で大ヒットしました。

13:SLEEPING IN MY CAR/MOBIUS LOOP feat.JULIE 'ZEE'

94年にヒットしたスウェーデン出身のバンド「ロクセット」のナンバーで比較的新しい楽曲。日本でもラジオ中心に人気を博し、TV番組のBGMなどでも使用されています。

14:DENIS/SERENA

「デニスに夢中」はランディ&ザ・レインボウズが63年にヒットさせたものですが、77年にアメリカのロックバンド「ブロンディ」のカバーがU.K.チャートで2位を獲得しています。おそらく、こちらが有名。

15:SMOKE GETS IN YOUR EYES/JOHN ALFORD

「煙が目にしみる」はミュージカルのスタンダードナンバーで33年に書かれて以来、ナット・キング・コール、グレン・ミラー、フランク・シナトラなど様々なアーティスによって歌われています。特に有名なのはアメリカのコーラス・グループ「ザ・プラターズ」で、58年に3週に渡って全米チャート1位になりました。

JOHN ALFORD版はレゲエタッチにカバーされ、U.K.でも注目されました。

16:IN THE SUMMERTIME/SALLY ANNE MARSH

シャギーのカバーが大ヒットしましたが、オリジナルは1970年に結成された英国出身のスキッフル・バンド「マンゴ・ジェリー」で、全世界で約1,500万を売り上げました。

17:WHEN I'M CLEANING WINDOWS/2 IN A TENT

イギリスで人気のあった役者・ウクレレ奏者のジョージ・フォーンビーが映画で演奏した軽快なナンバー。 

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