ボーイズ・タウン・ギャングは1981年にシュープリームスの歌姫「ダイアナ・ロス」のカバー・メドレー「REMEMBER ME~AIN’T NO MOUNTAIN HIGH ENOUGH」でデビューしたディスコバンドです。
最近では女優の桐谷美玲さんがタイムスリップで1980年代のディスコに来ちゃって、そこでみんなが「Can’t Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる)」を踊っているというスマホのCMが話題になりました。しかし、料金の1980円と1980年代をかける、というのはなかなかおもしろいですね。まさに、おっさんホイホイ。興味深くCMを見てしまいました。
ボーイズ・タウン・ギャングのセカンドシングル「Cruisin’ The Streets」はビルボードのHot Dance Club Playチャートで5位を記録し、各国でも話題になりましたが日本ではあまり人気はありませんでした。日本でボーイズ・タウン・ギャングといえば、やはり「Can’t Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる)」のカバーでしょう。
永遠の名曲「君の瞳に恋してる」
「君の瞳に恋してる」は元々、1967年にフォー・シーズンズのフランキー・ヴァリがソロシングルとしてリリースしてヒットした曲で、全米ヒットチャート2位を記録した大ヒットナンバーです。後に様々なアーティストによってもカバーされている代表的なポピュラーミュージックといえるでしょう。
ディスコ調にリメイクされたボーイズ・タウン・ギャングのカバーは1982年にリリースされ、全米ディスコチャートで15位を記録しています。日本でもディスコを中心にラジオやTV番組でも人気を獲得、洋楽チャート10位にチャートインしています。
カバーしたアーティストはペット・ショップ・ボーイズ、シーナ・イーストン、グロリア・ゲイナー、ローリン・ヒルなど、まさにポピュラーソングの代表と言える面々。日本においてもZARD、椎名林檎、MISIA、Tommy february6 、KinKi Kids、三代目J Soul Brothersなど有名なアーティストがカバーしています。時を越えて歌い継がれる、まさに永遠の名曲と言えるでしょう。
この曲のディスコアレンジは日本で大ヒットしましたが、これを超える楽曲が出ずにボーイズ・タウン・ギャングは一発屋という印象があるかもしれません。自分の周りでは「Cruisin’ The Streets」や「ソウル・トレインのテーマ」で有名なスリー・ディグリーズの「WHEN WILL I SEE YOU AGAIN?(天使のささやき)」のカバーが人気ありました。
「君の瞳に恋してる」だけではなく、ボーイズ・タウン・ギャングの他の楽曲もチェックしてみると新たな発見があるかもしれません。