過去から未来まで、ラブソングはすでに書きつくされたのではと思うくらいたくさんの曲がありますよね。
それでも、アーティストによって全く別の解釈の「恋愛」について描かれる楽曲が次々と生み出されています。
だから、ラブソングというジャンルは廃れることがないのでしょう。これからも、永遠に・・・。
それでは、ぼくの心に響いたラブソングの名曲をご紹介します。
一番ぼくの心に残るラブソング
まずは、ぼくのこころに一番残っている楽曲をご紹介します。
A Thousand Years/Christina Perri
映画「トワイライト」シリーズの4作目「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1」のサウンドトラックより、感動のバラード。
永遠の愛を誓うロマンチックなラブソングですが、シンプルでストレートな内容が強く胸を撃ちます。
映画でも感動的ですが、それだけじゃもったいないってくらいリピートした曲です。動画の再生数も桁違いですね。
この曲が気に入りましたら、ぜひ映画も御覧ください。
洋楽ラブソング20選
Love Me Like You Do/Ellie Goulding
2009年にデビューし、翌年リリースされたデビューアルバム「Light」がイギリスのアルバムチャートで1位を記録し、またたく間にトップシンガーの仲間入りを果たしたエリー・ゴールディング。
この曲は映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のサウンドトラックに収録された、重厚なシンセサイザーの力強さに引き込まれるエレクトリック・バラード。2015年にイギリスのシングルチャートで1位となった名曲です。
恋に落ち、そのタッチに誘惑され、痛くてももっと欲しいと願う抑えきれない気持ちを歌っています。
At Last/Etta James
「At Last」はエタ・ジェイムズのカバーがあまりにも有名ですが、原曲はマック・ゴードンとハリー・ウォーレンがミュージカル映画「サンバレー・セレナーデ」のために書いた曲です。
ウェディング・ソングの定番曲のひとつとして有名ですね。
映画「キャデラック・レコード」でエタ役を演じるビヨンセも、この曲をカバーしています。
Vision of Love/Mariah Carey
日本では「Fantasy」や「恋人たちのクリスマス」があまりにも有名なマライア・キャリーのデビューシングル。
この衝撃的なナンバーはアメリカやカナダなどで1位を獲得し、センセーショナルなデビューを飾りました。
過去と現在の恋人との関係を表現しており、彼女が夢見た「愛のビジョン」と、彼に感じている今の愛が表現されています。
Let’s Make Love/Faith Hill with Tim McGraw
アメリカのカントリーミュージックアーティストであるフェイス・ヒルと、その夫であるティム・マグロウによってデュエットとしてレコーディングされ極上のバラード。
夫婦だからこそ表現できる、説得力のある強い愛をすばらしいハーモニーで歌い上げています。
その圧巻の歌唱力は壮大のひとことに尽きるでしょう。
Eternal Flame/The Bangles
「Walk Like an Egyptian」「Manic Monday」「Hazy Shade of Winter(冬の散歩道)」などのアメリカTOP3ヒットを持つ女性バンド・グループ。
この曲もアメリカのシングルチャートで1位を記録した名バラードです。
日本では「胸いっぱいの愛」というタイトルが付けられました。松田聖子や元TOKIOの長瀬智也、渡辺美里などがカバーしていることでも有名です。
Ain’t Nobody/Rufus And Chaka Khan
アメリカのファンクバンド・ルーファスと歌手のチャカ・カーンの代表曲ともいえるエレクトリック・ソウル。
この情熱的なソウルは数々のアーティストによってもカバーされていますが、特にジャキー・グラハムがカバーしたバージョンはアメリカのダンスチャートで1位を記録する大ヒットとなりました(※参考:元 DJ のディスコおじさんが選ぶ 90 年代のダンスミュージック!)。
ジャッキーのほか、ダイアナ・ロスやメアリー・J・ブライジなど名だたるアーティストが歌うラブソング・スタンダードのひとつです。
Love On Top/Beyoncé
前述のビヨンセがエタ・ジェイムズを演じた映画「キャデラック・レコード」の出演にインスポレーションを得たナンバー。
1980年代に回帰したアップテンポなR&Bで、軽快なリズムながらビヨンセの多彩な表現力に驚かされます。
悲しみや苦労に直面しても最後に愛と尊敬を得ることができる、いつでも電話できる人のことを歌っています。
Endless Love/Lionel Richie & Diana Ross
スコット・スペンサーの小説「エンドレス・ラブ」の映画化作品のテーマとして使われた名曲。
史上最高のデュエット曲といえば? という問いに、真っ先に浮かび上がる曲のひとつではないでしょうか?
ライオネル・リッチーとダイアナ・ロスという当時モータウンを代表するアーティストのデュエットは、聞く人の心を大きく揺さぶりました。
結婚式でもよく使われる曲でもあり、これからも永遠の名曲として残るでしょう。
Ain’t No Mountain High Enough/Marvin Gaye & Tammi Terrell
デュエット曲といえば、この曲もレジェンドですね。
マーヴィン・ゲイとタミー・テレルのソウルフルなポップ・ラブソング。
「君の瞳に恋してる(Can’t Take My Eyes Off Of You)」のカバーで有名なボーイズ・タウン・ギャングもこの曲をデビュー曲でカバーしているのは、意外と知られてなかったりします。
ダイアナ・ロスもカバーしていますが、2018年にリミックス・バージョンが再びダンスチャート1位を記録したことも記憶に新しいですね。
The First Time Ever I Saw Your Face/Roberta Flack
「愛は面影の中に」の邦題が付いているこの曲のオリジナルはユアン・マッコルが作詞作曲したものです。
1972年にロバータ・フラックががカバーしたバージョンが大ヒットし、こちらがあまりにも有名ですね。
エルヴィス・プレスリー、セリーヌ・ディオン、クインシー・ジョーンズ、ジョージ・マイケルなど大物アーティストにもカバーされている名曲です。
Think Twice/Celine Dion
全英シングル・チャートで7週連続首位を獲得した、セリーヌ・ディオンの大ヒット曲。
各国でもヒットして、ヨーロッパとオーストラリアでディオンが最も成功したヒット曲の一つとなっています。
ですが、日本では数ある名曲の中に埋もれていて、少し残念な気がします。
When You Say Nothing At All/Alison Krauss
カントリー界のスター、アリソン・クラウスが華やかに歌い上げたシンプルなラブ・バラード。
オリジナルはカントリー・シンガーのキース・ウィットレイで、この曲は彼のトリビュートアルバムに収録されました。
ふたりの間に交わされる心地よさや言葉にならない愛の言葉を、時代を超えた献身的なメッセージとして表現しています。
Total Eclipse of the Heart/Bonnie Tyler
日本では「ヒーロー(Holding Out For A Hero)」があまりにも有名なボニー・タイラー。
シンプルなピアノ・ソロから始まり、徐々にタイラーの力強いボーカルに引き込まれていくグラムロック・バラードです。
ニッキー・フレンチによるダンス・カバーもヒットしました。
Time After Time/Cyndi Lauper
甘くノスタルジックなこのポップソングも80年代の名曲として忘れることができない1曲。
この曲もダンス・ミュージック、特にトランス・カバーが多く、幅広い世代に浸透している楽曲です。
By Your Side/Sade
ジャズやソウル、レゲエなど様々なジャンルが入り乱れるイギリスで、そのミステリアスともいえる歌唱力で多くのファンを魅了したシャーデー・アデュ。
このソウルフルで誠実な恋人たちのバラードは、いつまでも美しく、色褪せることがない名曲です。
Love Story/Taylor Swift
カントリー界のアイドルからポップスターとなったテイラー・スウィフト。
「あなたと初めて出会った時は、お互いまだ若かったよね」
年を経てこの曲を再び聴いた時、どのような心情の変化があるのか・・・恐くもあり、楽しみでもあります。
The Only Exception/Paramore
スタンダードでロマンチックなラブソングです。
愛が本物であることを証明してくれるたったひとりを見つけるという、だれもが共感する曲ですが、それを「唯一の例外」と表現するところに惹かれました。
I Could Use a Love Song/Maren Morris
カントリーミュージシャンであるマレン・モリスのデビュー・アルバム「Hero」収録曲。
失恋、そして愛による救済を見出すことを歌った曲で、ラジオチャートで1位を記録しました。
マレン自身もアルバムでお気に入りの曲だそうです。
Make You Feel My Love/Adele
ボブ・ディランが作曲し、ビリー・ジョエルやガース・ブルックスなどもカバーした名曲のカバー。
当時19歳のアデルのバージョンも、シンプルなピアノのメロディに乗せられるソウルフルなボーカルが新たな感動を生み出しました。
この曲を若くして堂々と歌い上げるアデルの才能にも脱帽します。
Dreaming of You/Selena
アメリカの著名なテハーノ歌手、セレーナ・キンタニーラの最後のアルバム「Dreaming of You」のタイトル曲。
セレーナの最も人気で認知度の高い楽曲のひとつで、その後様々なアーティストによってもカバーされています。
そのロマンチックな内容とサウンドの評価は高く、今でも名曲として輝き続けています。