最近、寒い日が続いて、オフトゥンから出られないってことが多くて大変ですよね!
関東でも雪が積もってすごいことになってるそうです!
ぼくは寒い日になると、いつもTRFの「寒い夜だから…」を聴きたくなるんですが、おにいちゃん知ってます?
TRFが「TK Rave Factory」というダンスユニットからJ-POPアーティストになるきっかけともなった名曲です!
ちなみにTRFらしくテクノバージョンもあって、こちらはリミックスアルバム「trf HYPER MIX 3」に収録。
なんとデビュー曲「Going 2 Dance」を彷彿とさせる英語歌詞なんです!
ディスコでもこちらのバージョンがよくプレイされていて、テクパラもあるんですよ!
ぼく達が「寒い夜だから…」と聞くと、こちらの「寒い夜だから…(EURO-HOUSE MIX)」を思い浮かべます!
このリミックスも意外と知られていないっぽいんですが、さらにマニアックな海外アーティストによる英語カバーがあるんですよ!?
今回はその英語カバー・バージョンをディグってきたのでご紹介します!
それじゃ、Here We Go!
「寒い夜だから…」の英語カバー「Wishing You Were There/Eurogroove」
ということで、このナンバーが収録されているのがクリスマス・コンピレーションCD「avex DANCE X’mas」です!
まずはじめに、歌っているアーティストである「Eurogroove」についてご紹介します!
「Eurogroove」とは、TRFと同じく小室哲哉さんがプロデュースするインターナショナルプロジェクトで、ヨーロッパを中心に活動しているボーカリストやラッパーをフィーチャーしたユニット名でもあります。
アジア戦略アーティストとして「恋をするたびに傷つきやすく」が人気だった「翠玲」がいたり、大物ゲストとしてカイリー・ミノーグの妹であるダニー・ミノーグが参加したりと、なかなか幅の広いグループでした。
1995年にはディスコに欠かせないビッグ・アーティストである「アース・ウィンド&ファイアー」とジョイントライブも行っています!
デビュー曲「Move Your Body Baby」はラップパートにTRFのDJ Kooさんが参加しているんですよ?
TRFファンの方もぜひチェックしてみてください!
イギリス・ヨーロッパでリリースされたヨーロッパ・リージョン・グループのサードシングル「It’s On You(Scan Me)」は、リミックスバージョンですけど一時的にU.K.ダンスチャート1位を記録する大ヒット!
小室哲哉さんが人気プロデューサーとしてブレイクした時期と重なってプロジェクトは終了してしまいましたが、興味深い曲をいくつも残しています!
そのうちのひとつが、TRFの「寒い夜だから…」の英語カバー「Wishing You Were There」です!
サウンドの方は原曲とは違い、ヨーロピアン・スタイルのユーロダンスを取り入れた哀愁ダンスサウンド。
どちらかといえば、日本で独自に進化したハイパーテクノに近いアレンジになっています!
歌詞も当然英語なんですが、「寒い夜だから…(EURO-HOUSE MIX)」の英語歌詞とも違う完全オリジナル。
聴き比べると、やはり洋楽ダンスサウンドとして洗練された楽曲といった感じで、重厚なダンスビートに哀愁感を載せた「泣ける」ダンスミュージックとして完成度の高いナンバーだと思います!
当然、プロデュースは小室哲哉さんですので、あまり洋楽は聞かないっておにいちゃんでも安心して聞けるんじゃないでしょうか!
CDには他にもイタロハウス時代の名曲「Touch Me」が有名は「49ers」によるマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」のカバー、歴史的名曲「Got To Be Real」でおなじみのシェリル・リンの書き下ろしオリジナル曲、「Give Me Up」など一大ユーロビートブームを巻き起こしたマイケル・フォーチュナティによる稲垣潤一の「クリスマスキャロルの頃には」のカバーなど、なかなかすごいクリスマス・ダンス・ミュージックがたくさん収録!
興味あるおにいちゃんは、ぜひチェックしてみてください!
まとめ
今回はTRFの名曲「寒い夜だから…」の英語カバー「Wishing You Were There/Eurogroove」をご紹介しました!
ほとんど知られていない楽曲で、ウィキペディアの項目「寒い夜だから…」でもカバーしてるアーティストに含まれていません!
収録されているのがこのクリスマス・アルバムと「Eurogroove」のベスト版の初回限定特典だったので、よほどダンスミュージック好きなおにいちゃんじゃないとわからないですよね!
ということで、冬になったらこの曲もぜひ思い出してください!
それじゃ、See You!