ジュリアナ東京といえば、バブル時代を象徴する巨大ディスコです。
1991年5月にグランドオープンし、「日商岩井がディスコ参入」と様々な方面でも大きな話題となりました。
翌年の92年2月にはこのジュリアナ東京とコラボレーションしたコンピレーションCD「Juliana’s Tokyo ~Techno Rave Party~ 」がリリースされ大ヒット。
その後も話題を呼んで順調にセールスが伸び、CD第3弾「Juliana’s Tokyo Vol.3 ~Rave NRG For The Future~」になるとコンピレーションCD初のセールス30万枚に到達。
第5弾となる「Juliana’s Tokyo Vol.5 ~2nd Anniversary Edition~」では、ついにオリコンCDチャート1位という前代未聞の記録を打ち立てます。
しかし、風紀の乱れからお立ち台が撤去、また人気DJの退店などによりジュリアナ東京の人気に陰りが見え始め、94年8月31日に3年4ヶ月の短い歴史に幕を下ろしました。
その後、10年の月日が流れ、その歴史を記したCD「The Best Of Juliana’s Tokyo ~10 Years Since The Grand Finale~」がリリース。
今回はこのCDを久しぶりに見つけたので見ていきたいと思います。
ジュリアナ東京ベスト全30曲・・・あれから10年、それから10年
The Best Of Juliana’s Tokyo ~10 Years Since The Grand Finale~/V.A.
さて、この「The Best Of Juliana’s Tokyo ~10 Years Since The Grand Finale~」もリリースから10年が経ちました。
しかし、聴いていて相変わらず選曲に込められた熱気というものを感じさせます。
テクノという無機質な音楽からこれだけの思いを感じさせるのは、やはりジュリアナ東京がただのディスコではなかったということなのでしょう。
あれから時間が立ち、大阪でジュリアナ東京が復活することがアナウンスされました。
1990年代前半に一世を風靡(ふうび)したディスコ「ジュリアナ東京」を、大阪市に出店させる計画が進んでいる。
女性たちが踊った「お立ち台」もつくる。往時を知る40~60代が、安心して楽しめるディスコをめざしている。
大阪府松原市の不動産会社が「JULIANA’S TOKYO」の商標権を持つ東京のレジャー会社とライセンス契約を結び、2018年10月26日大阪市北区堂山町に「JULIANA’S TOKYO BRITISH DISCOTHEQUE IN OSAKA」がオープンしました。
しかし、新型コロナウイルスの拡大で閉店を余儀なくされクローズ。
やはり、短い期間の営業となりました・・・。
暗い話題が多い時期ですが、そんなときこそテクノを聞いて・踊って乗り切りたいですね。
それでは、このCDに収録された極上のテクノサウンドをご紹介していきます。
01:Anasthasia/T-99
ジュリアナ東京最重要曲の一つでデステクノの代名詞。「Pump Up the Jam」の大ヒットでおなじみの「Technotronic」のプロデューサー「Patrick De Meyer」と「Quadrophonia」の「Olivier Abbeloos」によるユニット。「Human Resource」などのロッテルダム系テクノに参加している「Zenon Zevenbergen」のラップも印象強く「パンチラねーちゃんジャスコの前(諸説あり)」の空耳も何かと話題に。
デジタル配信(Amazon):Anasthasia/T-99
02:Night In Motion/Cubic 22
オールドスクールテクノの代名詞的楽曲の一つに数えられる、これまた有名なナンバー。「Party Time!」のサンプリングがテンションを上げにアゲまくる。U.K.では1991年6月にわずか3週間で15位を記録した世界的ヒット曲でもある。97年にはポップでカラフルなユーロダンスナンバー「Party People」をリリースし、かねてからのファンに衝撃を与えた。
デジタル配信(Amazon):Night In Motion/Cubic 22
03:Get Ready For This/2 Unlimited
当時はまだ弱小レーベルだったavexがこの楽曲をライセンスすることはできず、ジュリアナ東京CDのメインシリーズには収録されず・・・しかし、時を経てラインナップに加わったことで、よりリアルなシミュレーションCDとなった本作。デビュー曲である「Get Ready For This」以降も「Twilight Zone」「No Limit」「Tribal Dance」などのヒットを連発。「2 Unlimited」は一躍人気アーティストととなった。
デジタル配信(Amazon):Unlimited Hits & Remixes/2 Unlimited
04:James Brown Is Dead/L.A.Style
数々のテクノヒットを放った「Denzil Slemming」と「Wessel Van Diepen」によるユニット(後に「Wessel Van Diepen」は「Vengaboys」をヒットさせている)で、伝説的テクノナンバーの一つであることは疑いようのないメガヒット・チューン。ビルボードのヒットチャートにランクインするほど世界的ヒットとなったため、パクリものも数多し(CD「Juliana’s Tokyo Vol.2」にはそれらをMEGAMIXにした「”James Brown Is Dead” Juliana’s Megamix」が収録されている)。
デジタル配信(Amazon):James Brown Is Dead/L.A.Style
05:Dance Your Ass Off/R.T.Z.
「L.A.Style」の他「Nuvo Riche」や「Tiranic Trance」「Encryptor」などHYPER TECHNOを語る上で欠かせないレーベルの一つであるベルギーの「Decadance」。このナンバーもやはり典型的なハードコアでヒットとなった1曲。時を経て2000年のミッション時代には「K-B」によるリミックスが登場し(「Super Dance Freak Vol.84」に収録 )、長らくフロアでプレイされた秀作である。
収録CD(Amazon):Dance Your Ass Off(Single)/R.T.Z.
06:Groove To Move/Channel X
日本のみならず海外でもテクパラの代表的な1曲として人気が高く、今でもイベントでプレイされ続ける名曲「Take It To The Top」のロングヒットでおなじみの「Channel X」。ベルギーのプロデューサーユニット「M.N.O.」こと「Maurice Engelen(Praga Khan)」「Nikkie Van Lierop (Jade 4 U)」「Oliver Adams」のトリオによるナンバーで、この楽曲や映画「Basic Instinct」で使用された「Rave The Rhythm」はレイヴクラシックとして知名度が高い。
デジタル配信(Amazon):To the Top/Channel X
07:Come On Boy/DJ Herbie
イントロの笑い声が不気味なイタロハウス「A-Tomico」が妙に印象深かった「DJ Herbie」のナンバー。サウンドの方もユーロダンススタイルにチェンジした結果、日本でヒットとなった。ジュリアナ東京ではジョン・ロビンソンによる3枚使いで「I Want Your Love」のフレーズをリピートするプレイが定番だった。
収録CD(Amazon):Super Club Groovin’ Vol.9/V.A.
08:A New Style Baby/Pink Stanly Ford
「Oliver Adams」と「The Milky Way」のヒットでおなじみ「2 Fabiola」の「Pat Krimson」による、やはり彼ららしいコマーシャルなレイヴナンバー。オカルトチックなサウンドに乗る「Stanly ‘An’ Ford」のボーカルが気持ち良し。2000年にはこの曲もHYPER TECHNOバージョンとしてリミックスされている(「Super Dance Freak Vol.82」に収録)。
収録CD(Amazon):Super Club Groovin Vol.5/V.A.
09:Bach Is Back/Hyena
テクノとクラシックというのは今ではよくあるが、当時はやはり衝撃だった。バッハの名曲「トッカータとフーガ ニ短調」を大胆にもハードコアにアレンジするという発想は狂気。ちなみに、ユーロビートでは「Back On The Rocks/Mega NRG Man」でも使われていたりする。
収録CD(Amazon):The Best Of Super Club Groovin’ 1992/V.A.
10:Unity/Gener8
ハードなテクノに乗って怪しくつぶやくようなラップが絡み、「Unity!」のフレーズが連呼する中毒性の高いイタリア産テクノ。セカンドシングルの「Love Power」は恥ずかしげもなく露骨に同様のスタイルであったが、それが逆に話題となり今作を凌ぐロングヒットとなっている。「Take It To The Top/Channel X」をパクった「Boom Boom Down」の時も同様に「Doom Doom Doom Doom」を出すという荒業をやってのけた。
収録CD(Amazon):Maharaja Night House Revolution Vol.1
11:Contact/Nuvo Riche
おなじみの「James Brown Is Dead/L.A. Style」「Dance Your Ass Off/R.T.Z. (Return To Zero)」といったデステクノを次々と送り込んだ「Decadance Records」より、これまたハードコアなナンバー。重厚なテクノサウンドに妖艶な女性ボーカルが相性良し。「Samantha Gilles」をゲストに迎えた「Body 2 Body, Soul 2 Soul」もヒット。ヴェルファーレ時代にはよりハイパーな「Turn Your Body」も人気を集めた。
収録CD(Amazon):Maharaja Night House Revolution Vol.1
12:All Systems (Are Go)/The Curse
ガスマスクを付けた3人が並ぶ怪しいジャケットが記憶に残るデステクノ・ナンバー。プロデュースは「James Brown Is Dead」でおなじみの「Denzil Slemming(本名:Michiel Van Der Kuy)」であり、当然期待通りの発狂サウンドとなっている。
収録CD(Amazon):Super Club Groovin Vol.5/V.A.
13:Rave Alert/Praga Khan feat.Jade 4 U
1991年にヒットした「Rave Alarm」「Kick Back For The Rave Alarm」と合わせて3部作となるナンバー。「ベルギーダンスミュージックの高僧」こと「Praga Khan」が得意とするオカルトタッチなサウンドに、「ニュービートの女王」こと「Jade 4 U」のソウル・パンク・ジャズなど様々なジャンルで鍛え上げられたハイオクターブなボーカルが他のテクノと一線を画す。
デジタル配信(Amazon):Conquers Your Love(Remastered)/PRAGA KHAN
14:Everybody In The Place/The Prodigy
「Charly」「Out Of Space」「Fire」とジュリアナ東京時代のヒットは数あれど、彼らの人気を決定づけたのがこのナンバー。繰り返されるサンプリングされたフレーズと無機質なブレイクビーツがトランシーな印象を与える。リードボーカルの「Keith Flint」が2019年に亡くなった。
デジタル配信(Amazon):Experience/The Prodigy
15:Reality/Global Wave
「Night In Motion/Cubic 22」を送り出した「Danny Van Wauwe」と「Peter Ramson」によるプロデュースのイタロハウス。「Hyper Go Go」や「Hysterix」でバッキングボーカルを努め、1996年には元PWLの「Mike Stock & Matt Aitken」によるプロデュースで「Windmills Of Your Mind(風のささやき)」のカバーを歌った「Sally Anne Marsh」の歌声が秀逸な一曲。
収録CD(Amazon):Super Club Groovin’ Vol.12/V.A.
16:Never Give Up/Jinny
世界的大アンセムのイタロハウス「Keep Warm」で成功した「Jinny(本名:Lyv McQueen)」だが、日本ではファンキーなスタイルの「Never Give Up」が人気だったようだ。「Feel The Rhythm」「One More Time」もヨーロッパ中心に成功を収めており、2009年には復活ライブも行われている。
収録CD(Amazon):Maharaja Night House Revolution Vol.1
17:Like Like This/K.C.Element
1990年にイタリアの名門レーベル「Italian Style Production」より「Going On」でデビュー。イタロハウスながら男性MC+女性ボーカルという後のユーロダンス・スタイルをすでに確立し、ディスコでは根強い人気を保った。91年にリリースされた「Like Like This」や「What Time Is It?」もおなじみで、日本では「 James Brown Is Dead」のB面に「What Time Is It?」が収録されていた。
収録CD(Amazon): Super Club Groovin’ Vol.4/V.A.
18:Take Me Away/Olimpia
デビュー曲「You Want My Love」はガラージスタイルのハウスナンバーであったが、セカンドの「Beat & Rap」では「Jericho/The Prodigy」や「Tha Wildstyle/DJ Supreme」等でおなじみの元ネタ「The Badman Is Robbin’/Hijack」をサンプリングしたヒップハウスを展開。そして今作では「Day Dreaming/Baby D」のボーカルをそのまんま使用と最早なんでもやりたい放題。
収録CD(Amazon):Super Club Groovin’ Vol.3/V.A.
19:Have A Nice Day/2 The Core
おなじみ「James Brown Is Dead/L.A. Style」のプロデューサー「Denzil Slemming」が手掛けたナンバー。彼らしいハードコアなスタイルながらサックスをフィーチャーし、落ち着いた雰囲気のテクノに仕上がっている。セカンドの「Life Is A Bitch… 」は完全にポップなユーロダンス。
収録CD(Amazon):Super Club Groovin’ – The Best Of House Revolution 1993/V.A.
20:Bombas/Chimo Bayo
1991年に通称「エクスタシー」こと「A Si Me Gusta A Mi (X-Ta Si, X-Ta No)」がヒットした「Chimo Bayo」。翌年にリリースされた「Bombas」はスペイン語ながらわかりやすいポップなテクノで「ホワッ!」の掛け声で大きく盛り上がった。「Vamos Al Espacio Exterior」のジャケットも強烈なインパクトで話題に。
デジタル配信(Amazon):Nº1 90’s Vol.12/V.A.
21:Co-Extensive/Master Gun
日本人二人組によるテクノユニット「Digital Volcano」の一人、「Master Gun」こと「Naoto Ohiwa」によるソロナンバー。大ヒットした「Explosion/Digital Volcano」同様、和製ハードコアテクノながら海外産ナンバーに引けを取らないクオリティで人気だった。なお、ソロ名義でリリースしたのはこの1曲のみ。
収録CD(Amazon):Coextensive(Single)/Master Gun
22:Explosion/Digital Volcano
そして引き続き「Master Gun」と「Passion」による和製テクノユニット「Digital Volcano」。オリジナルの「Extended Version」も秀逸だが、「D-Force」レーベルで数々のラップを担当してきた「KAM」による「Rap Version」が人気だった。
収録CD(Amazon):Super Club Groovin’ Vol.11/V.A.
23:Gonna Be Alright/2nd Funk-Tion
こちらも国産テクノナンバーで、ユーロやテクノなど数々の作品に携わってきたエンジニア「Tatsuhiko Fuyuno」によるユニットのデビュー曲。日本人好みな起承転結がはっきりとしたわかりやすいテクノで大人気となった。特におなじみのラッパー「KAM」を迎えた「Rap Version」は超ロングヒット。
収録CD(Amazon):Super Club Groovin’ Vol.11/V.A.
24:Are U Still Ready 2 Party/Discjockey
ジュリアナ東京のDJであり「John Robinson」らと共にフロアを熱狂させた「Dave “3D” Ward」と「Maximaizor」によるコラボレーションナンバー。やはり、日本人にウケるツボを抑えた楽曲で人気ナンバーになった。同じく「Discjockey」による「X」も人気が高く、ミッション時代には「Zi Zone」によるリミックスが制作され、長らくフロアでは親しまれた。
デジタル配信(Amazon):avex rave #6/V.A.
25:Megamix/John Robinson
数ある「John Robinson」のヒット曲の中でもジュリアナ初期のヒット「Damnation」「To Be Free」「Jealousy」「I Gotta Move」をまとめてメガミックス。「Velfarre Presents Tokyo Go Night」に収録された「John Beats John Part 1」や「Velfarre Vol.13」に収録された「John Robinson Megamix」と違い派手さはないが、通好みなシブい選曲。
デジタル配信(Amazon):The Best of John Robinson/John Robinson
26:Are U Wake Up?/Starr Gazer
「Maximizor」同様に音楽プロデューサー「星野靖彦」のプロジェクトである「Starr Gazer」。この「Starr Gazer」名義で「Are U Wake Up?」「Re-Flux」「Come On Everybody」の3曲をリリースしているが、やはりこの曲が一番人気が高い。アーケードゲーム「セガツーリングカーチャンピオンシップ」でもBGMに採用されており、レースゲームファンの間でも知名度の高い楽曲だ。
デジタル配信(Amazon):avex rave #1/V.A.
27:Balloony/L.A. Style
プロデューサーが「Denzil Slemming」から「Fuco(a.k.a.Fonny De Wulf)」に変わり、より派手なポップテクノとなった本作。後も「Got To Move」「Magic Trip」とテクノからユーロダンス路線へと進んでいくことになる。横浜マハラジャのDJデュオ「Y & Co.」こと「横田商会」がリミキサーとして注目されるきっかけとなった1曲でもある。
収録CD(Amazon):Maharaja Night House Revolution Vol.4/V.A.
28:Can’t Undo This!!/Maximizor
メディアでバブリーな話題が取り上げられると高確率でこの曲が流れるという、まさに国産テクノの代表曲的なナンバー。音楽プロデューサー「星野靖彦」によるユニットで、「I Like It (Give It To Me)」「Don’t Close Your Mind」「Baby Baby… Don’t Stop!」「No.1」などのヒット曲をフロアに送り続けた。
デジタル配信(Amazon):CAN’T UNDO THIS!!/MAXIMIZOR & STARR GAZER
29:Going 2 Dance (Starr Gazer Mix)/TRF
最近、活動再開のニュースが飛び込んできた「小室哲哉」によるテクノユニット「TK Rave Factory」こと「trf」のデビューナンバー。「Starr Gazer」のアレンジによって、よりアッパーなレイヴサウンドとなりロングヒットしている。当時は全編英語歌詞で、こちらも話題となった。
デジタル配信(Amazon):Hyper Techno Mix/trf
30:Don’t Be Shy/Jamie Dee
ラストは「Memories Memories」の大ヒットで知られる「Jamie Dee」による極上のユーロダンス。これまでのイタロハウス路線とは異なり「X-Energy Records」からリリースされたこのナンバーは、イタロガラージをベースとしながらも、日本人好みの哀愁メロディーとダンスサウンドの絶妙なブレンドで根強い人気を保った。今となっては「観月ありさ」がこの曲をカバーしていたということを記憶している人も少ないはず。
デジタル配信(Amazon):Don’t Be Shy/Jamie Dee
まとめ
以上、「The Best Of Juliana’s Tokyo ~10 Years Since The Grand Finale~」に収録された全30曲をご紹介しました。
「Anasthasia/T-99」「James Brown Is Dead/L.A. Style」などテクノ・クラシックスとして絶対に外せない曲の他、「Bach Is Back/Hyena」や「Take Me Away/Olimpia」など通好みのナンバーが奇跡的に収録され、まさにジュリアナ東京のベストと呼ぶにふさわしいCDとなっています。
最近では「土曜ナイトドラマ『M 愛すべき人がいて』」でも「Can’t Undo This!!/Maximizor」が使用されるなど、ジュリアナテクノに興味を持つ人も増えているようです。
また、デジタル配信でテクノ・レイヴのコンピレーション「avex Rave」シリーズもリリースされ、にわかにテクノの人気も復活の兆しが見え始めました。
この機会にぜひ伝説的なテクノナンバーをチェックしてみてください。
The Best Of Juliana’s Tokyo ~10 Years Since The Grand Finale~/V.A.