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MAXのデビューシングル「恋するヴェルファーレダンス」はB面が通好みでオススメ

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MAXといえば「安室奈美恵 with SUPER MONKEY’S」のグループ内ユニットで、「KISS ME KISS ME BABY」「TORA TORA TORA」「SEVENTIES」「GET MY LOVE(TAKE MY GUM)」などのJ-EUROカバーで人気を博し、「Give me a Shake」がシングルチャート1位を獲得する大ヒットを記録。一躍、人気グループとしてブレイクしたダンスユニットです。メンバーチェンジや産休によるメンバー減少などもありましたが、現在でも活動を続けています。

ちなみに、グループ名である「MAX」は何の略かご存知でしょうか?

95年2月、Musical Active eXperience(音楽的、活動的、経験)の頭文字をとってマックスは誕生。デビュー曲「恋するヴェルファーレダンス」は、94年秋のUKナンバー1ヒット、ウィッグフィールドの「サタデー・ナイト」のカヴァー。日本語詞は秋元康氏が手がけ、レイヴマンがアレンジ。”いつもポジティヴ・シンキング”を合言葉に、ただ今3rdシングルのレコーディング中。目標は”95年型ピンクレディ”(!?)らしい

引用:「avex danceMatrix ’95/V.A. 」ブックレットより

Musical」「Active」「eXperience」で「MAX」というらしいです。勉強になりましたね!

さて、このMAXのデビューシングルは「恋するヴェルファーレダンス」なんですが、さすがに知名度は低いですよね。でもいい曲なんですよ・・・B面が。

MAXのデビューシングル「恋するヴェルファーレダンス」

MAXのデビューシングルである「恋するヴェルファーレダンス」は、引用にあるとおり94年にUKを始め、ヨーロッパ各地でNo.1ヒットとなったモンスターシングル「SATURDAY NIGHT/Whigfield」の日本語カバーにあたります。

ウィッグフィールドのオリジナルは典型的なユーロダンスですが、MAX版はA面に「PUMPIN’」「FUCKIN’ SERIOUS」などのテクノヒットを飛ばしたRAVEMANがアレンジ、作詞が秋元康とかなりフリーダムなMIXになっていてぶっ飛んでいます。

オリジナルにはないラップパートが追加されていて

「ねぇねぇねぇ、今のオトコ見た?」
「えー、くさそぉ~」
「えー、わたし、モロタイプ」
「見る目ないんじゃないの?」
「だって二股●●●●握られて」
「(はぁと)」

などと、まぁ秋元氏らしいアレなラップになっております。いつの時代もアイドルに何言わせてんだまったく。

A面がインド人の教えを無視したインドカレーのように、世界的大ヒット曲を台無しにしちゃった感満載な感じで、ちょっとアレだったわけですが・・・B面の「NITE MIX」はウィッグフィールドのオリジナルに忠実なアレンジになっており(ラップはあるけど)、個人的にはこちらのバージョンがオススメ。

NITE MIXはアレンジをテクノ系のリミックスワークでおなじみのRANDOMIZERが担当。ユーロダンスらしいハイパーなアレンジが最高です。

やはり、カバーものは原曲のよさを引き立てないといけませんよね。もし、A面とB面の順序が逆だったら・・・また違った世界線があったのかもしれません。しかし、ヒット曲をたくさん出したし、今もグループが存続しているしで、これはこれでよかったのかも。

残念ながら「恋するヴェルファーレダンス(NITE MIX)」はシングル限定収録なので、聞きたい方はシングルを買いましょう。

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烏袮コウ
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